こんにちは、GoodbyeAGAのsyuです。
薄毛に悩む方を減らすため、AGA治療体験記や髪にまつわる記事を書いています。
今回は「髪を増やすメカニズムを知ろう」ということで、髪と頭皮に関しての記事をシェアしたいと思います。
この記事を読んでタメになること
- 育毛・発毛には「毛母細胞」が大事
- 髪の毛は脳をまもり、老廃物の排泄の役割もある
=薄毛は改善したほうがいい - 皮脂はだいじな役割を果たしているから取り除きすぎないで
これらの知識を得て日頃のヘアケアで意識できます。
詳しく解説していきますね。
髪の毛はどうやって生える?
まず初めに、重要な「毛母細胞」について解説します。
髪の毛はどうすれば元気に生えてくるのか。
結論から言うと、「毛根に栄養を与える」ことです。
これは大体想像出来ますよね?
ここで重要になってくるのが、「毛母細胞」です。
毛母細胞とは、毛細血管を流れる血液から酸素や栄養を受け取る細胞であり、この細胞の活動を活発化させないといけません。
毛母細胞を増殖させるために、日頃からの栄養や酸素(運動など)が必要になってくるわけですね。
例えどんなに髪の毛がなくなってしまった人でも、この毛母細胞はなくなりません。
ツルツルの方でも実はよく見ると産毛が存在していることがほとんどです。
僕たち人間は この毛母細胞が存在しているから、生きている限り 髪の毛は生え続けようとはします。
しかし、様々な外的要因により髪が生えにくくなり、新しい毛が生えてもすぐに抜けてしまったり、細い髪の毛になってしまいます。
毛根は皮膚の下の毛の部分です。
(厳密に言うと毛乳頭など更に分けられますが、分かりやすく毛根で話を進めていきます)
毛根の最も深いところにある毛母細胞が増殖し、髪の毛が上へ上へと押し上げられます。
新たな髪は毛根での細胞が増殖することで生えてくるため、毛根に働きかけること(=毛母細胞にしっかりと栄養分を送ること)が不可欠なんですね。
髪の毛の意外な役割!?
髪の毛の役割って考えたことありますか??
- 脳をまもってくれる
- 実は排泄機能がある
人間にとって重要な「脳」
この脳をしっかり護るために髪の毛があるといっても過言ではありません。
紫外線や衝撃など、外的刺激から脳を護ろうとしてくれています。
そしてもう一つ。
人間は食べ物を摂取しては排出を繰り返して行い、生きています。
胃と腸で分解され、体にとって必要な栄養分や水分が吸収されます。
その後、尿や便で排出されます。
それでも排出されなかった老廃物は、髪の毛に含まれて排出されるようになっているんです!
髪の毛にはこの排泄機能もあり、やはり欠かせないものなんですね。
単に若々しくありたい!と思って育毛に臨むだけではなく、自身の体の重要な一部として育ててあげましょう。
頭皮の仕組みを知ろう
次は皮膚の中身について解説していきます。
まずは皮膚の構造と役割について簡単に学びましょう。
皮膚は以下の3層
- 表皮
- 真皮
- 皮下組織
表皮
表皮は更に4層に分かれ、一番上に「角質層」があります。
聞いたことありますよね?
下の層から細胞が押し出されることで、最後は角質層、いわゆる「垢」 となって剝がれていきます。
これが肌の新陳代謝です。
人間の肌は腕も顔も頭皮も構造は同じです。
真皮
表皮の内側で、皮下組織との間に位置しています。
肌の大部分を支えており、コラーゲンなどで弾力がある部分です。
この真皮には「毛細血管」や「リンパ管」などがあり、様々な細胞に酸素や栄養、水分が運び込まれるという、なんだか重要な部分ですね。
皮下組織
3層のうち最も内側にある組織です。
この組織のほとんどが脂肪で、エネルギーを蓄えてくれています。
ここに動脈と静脈、いわゆる血管があり、皮膚組織に栄養を届けてくれたり、更には老廃物を運び出してくれたりします。
ここも薄毛には気になるワードが出てきましたね。
でも、せっかくこの組織や血管たちが一生懸命働いてくれて入れも、体に栄養が不足していたり、血液が滞るような生活をしていると、そりゃ薄くなりますよね。
ちなみに、毛根が皮下組織までに達すると、血流の関係で、より強く伸びるようです。
皮膚のメカニズム
最後に、皮膚の機能とメカニズムについて解説します。
これ、とても重要だと思います。
皮膚は、「皮膚膜」で覆われてまもられています。
皮膚膜は保護膜とも呼ばれていて、体内から必要以上に水分が蒸発されないようにまもってくれています。
そしてこの皮膚膜は、もちろん頭皮にも存在しています。
“皮脂膜は保護膜”との説明をしましたが、皮膚のバリア機能としては欠かせない存在。
そして、実は髪の毛にとっても欠かせない存在なんです。
この「皮膚膜」ですが、僕たちの天敵と思われがちな「皮脂」によって作られているようです。
皮脂が多すぎるのも問題ですが、ある程度の皮脂がないと皮膚膜が薄くなってしまいますね。
皮脂を除きすぎると、頭皮も髪の毛もまもってくれる心強い存在がいなくなってしまいます。
だから、
皮脂が出すぎるような食生活に改善すること
皮脂を取り除きすぎないようなシャンプーやドライヤー選びが重要
になってきますね。
シャンプーは成分を意識しないと洗浄力が高すぎるものばかりですので、毎日行うシャンプーは正しく選んでいきたいです。
皮膚(頭皮)は、外からの刺激があると固くなるんです。
それは、「バリア機能」としての役割を果たそうとするから。
頭皮は脳をまもろうとしますよね。
例えばシャンプーや紫外線でダメージがあると当然護ってあげようとしますが、そうなると皮膚が固く分厚くなってしまします。
頭皮が固くなると…??
そうです。
新しい毛が表面に出づらくなってしまいます…!!
出てきたとしても、悲しいことにその毛の寿命は短くなります。
自分の頭皮の弾力が固いのか柔らかいのか、他人と比べることもしづらいのでよく分からないでしょうが、とにかく頭皮が固く分厚くなるような習慣だけは絶対に避けなければなりませんね。
AGAの人のヘアサイクルはこちらの記事
まとめ
今回は髪や頭皮(皮膚)の仕組みに関して解説しました。
すこし難しい内容になってしまいましたが、この仕組みを少しでも知ることで日頃の習慣がいかに重要かを分かって頂けたかと思います。
育毛までの道のりはそう簡単ではないかもしれませんが、諦めてはいけません。
AGA治療と同時に習慣の見直しをすぐに実践し、一緒に自信を取り戻しましょう!
髪の健康にまつわる情報を発信し続け、悩んでいる方を全力で応援していきます!
最後までお読み頂きありがとうございます。